私、主婦になりました。

24才で結婚。25才で田舎へ移住した26才の主婦の話。

切なすぎて今でも思い出す、バレンタインの体験談。

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明日はバレンタインということで、、、

26年間で一番心に残りすぎているバレンタインの話を聞いてください。

 

中学二年生の頃。

好きな男の子がいました。

彼はクラスですごく人気者、という訳ではなく

真面目で少し癖のある顔つきで、字が綺麗で

サッカー部で、昼休みグラウンドで決まったメンバーとバスケをしているような男の子でした。

 

努力家で人に優しく、あまり怒らない

困っている人を助けられるところが好きだったんだと思います。

 

私はテニス部で、サッカー部との練習場所が近くよく部活中にも見かけていました。

朝練は一人でもきっちりするし、とにかく真面目で、

特に決定的に好きになるラブイベントみたいなものはなかったけど

穏やかに、その子への思いを募らせていた私は

中二のバレンタインで告白する決意をします。

付き合いたいとか、そういう意識はあまりなくただ伝えたくて、

そして彼も私の事を好きでいてくれるような気がして

確かめたかったという感じでした。

 

当日、彼の家の近くに呼び出し

会うとなって彼を待っている間に急に逃げ出したくなり

 

義理って言おう。いつものお礼だって。恥ずかしさで死ぬ。言えない。

 

とグルグルと考えていました。

でも彼が来て顔を見た瞬間、彼の目にも期待がうつっているような気がして、、

そう思うと言いたくてたまらなくなり

 

「好きなんです」

 

と、口に出てしまっていました。

 

彼は照れて「ありがとう」と言いながら手作りのガトーショコラを受け取ってくれました。

そのあと、寂しそうに申し訳なさそうに

「部活でキャプテンに選ばれてそっちを頑張ってやりたいから付き合うとかはできない、ごめんね」と伝えられました。

 

心の中できっと両思いだと期待していた私は

「俺も好き」と言ってくれると思っていて

それが勘違いだと気付いた瞬間すごく恥ずかしくなりました。

恥ずかしくて、その場から逃げたくなったけど

心臓が早く動きすぎて動けなくなり十分くらい立ち尽くしていたと思います。

その間も黙って隣にいてくれていました。そのことに気付いた時に

 

ああ、そうか。優しいな。真面目だな。そういうところも好きだな。

 

と思え、なんだかずっとその子のことを好きでいられる気がしました。

 

「これから変わる環境に慣れたりしたら、もう一度考えてくれる?その時まで待っててもいい?」と聞くと

 

「嬉しい」と一言言ってくれました。

 

それから学年が上がり、周りが高校受験モードになっていく波に私も乗り

志望校に向けてコツコツ勉強を進めていました。

彼は、サッカー部のキャプテンを頑張って、新入生の世話をしながら朝練もこなして、

同級生のヤンチャな部員にも声をかけたりと日々忙しそうにしていました。

 

夏を過ぎた頃、その真面目さが何かの引き金になったのか

サッカー部員から軽いイジメを受けるようになっていました。

 

あまり怒らない性格なので、軽いイジリだと受け答えしていた彼でしたが、

徐々に行いはエスカレートしていき、スパイクがボロボロにされたり

練習をボイコットされたり、周りが見てもやりすぎだと思うくらいになっていきました。

 

誰が犯人なのか特定できない分、周りもとやかく言えなく、私もその一人で

彼にしてあげられることがあまりなく一緒に隠されたものを探したり、

話を聞いたり、それくらいしかできないまま、彼は部活を辞めてしまいました。

 

その間も私は彼を好きだったけど、待ってると言ったのでそれ以上押せず

黙って彼を見つめ続けていました。

 

特に何もないまま冬になり私は公立の前期試験だったので、早く終わる組の生徒でした。

同じように受験が終わった男の子と、まだ後期の試験を控えている人達を尻目に帰っていると

「ずっと好きだった。高校は離れてしまうけど、付き合ってほしい」と告白されました。

 

私はその男の子と付き合うことを決めてしまいます。

 

これが今でも悔やまれる、本当に。だって私はまだ彼が好きだったのに

なんの進展もないことに飽きてしまい、「待っている」という約束を破ってしまったのです。

 

その男の子とは結局1ヶ月も続かず別れてしまいました。

一緒にいて私が全く楽しいと思えなかったからです。それが多分1月の末くらい。

 

そして中学三年のバレンタイン。サッカー部の彼から連絡がきました。

「会って話したいことがある。」と。

待ち合わせ場所には彼がいて、私を見つけると気まずそうに笑って

 

「去年は告白してくれてありがとう。本当は俺も好きだった。

 だから本当にすごく嬉しかった。

 この一年色々会ったけど、君がいてくれたから助けられた。ありがとう。

 今更にはなるけど、これから付き合ってほしい。」

 

と、拙く伝えてくれたのです。

 

嬉しくて泣きそうでした。

今思うと何も気にせず、彼の手を握って よろしくね と言えばよかったのに。

当時の私はまだ幼く、本音を見ようとせず、

誰に見せるわけでもない建前を大事にしてしまい

 

「付き合っていた人と別れて2週間も経ってない。あなたを待ってると言って待てなかった私は最低だから付き合えない。」

 

と断ってしまいました。本当にばか。

 

彼はそれを聞いた瞬間、しゃがみ込んでしまい、声を殺して泣いていました。

 

それを見ながら、こんなに私を好きだと言ってくれているのに

私は本当、なんで待てなかったんだろうと

心の底から後悔をし、一緒に泣いていました。

 

彼とは卒業後、連絡を取ることもなく疎遠になっていましたが

成人式の日の2次会で再開し、少し話もしました。

その時の話はしなかったけど、お互い意識はしてたと思います。

どちらにも恋人がいたので、何か起こったりはしませんでした。

 

彼とはその後も特別連絡を取ることは無かったのですが、

つい最近結婚した。ということを先月、風の噂で聞きました。



私の覚えている中で一番甘酸っぱい記憶はこれかもしれない。

 

真面目で優しいあの頃のままだったら、きっと奥さんを大切にするんだろうな。



思い返せば、夫には特別バレンタインとかしてあげたことはないかもしれない。

チョコレートは今家に山ほどあるからいらないでしょう。

喉痛がってるから明日ははちみつレモンでも作ってプレゼントしてあげよう。笑

 

明日バレンタイン頑張る中学生!!!!!

貪欲に、自分に素直になった方がいいよ!!絶対に!!!

 

それでは、思い出話を聞いてくれてありがとうございました。

 

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